今別八幡宮
東青地区
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住 所 | 東津軽郡今別町今別字今別2-5 |
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御祭神 | 譽田別尊 |
例 祭 | 9月15日 |
由 緒 | 平城天皇の御代、 大同二年、 今渕 (現在の今別) へ勧請と伝えられる。 藩政時代の記録、 津軽藩の永禄日記 (1560) によれば、 今別城主、 平氏の息女が浪岡城主、 北畠具運卿に嫁いだのを記念し、 北畠卿が竜飛から今別の浦の平安のため、 石清水八幡神を勧請して再建したものと云う。 百二十年後の延宝八年 (1680) の堂社帳にも同じ記述がある。 宝永二年の社堂縁起によれば、 お宮の外に二間に五間の神楽殿があった。 明治五年、 宮号廃止の官令により、 今別神社と改称。 現在は旧名の今別八幡宮に復している。 昭和二十五年、 津軽線敷設のため、 境内地を二百坪あまり譲渡。 例大祭は旧八月十五日。 神幸式はその日に行われた。 永禄四年にも行われたとの記述がある。 過疎化の時代をむかえて、 神輿渡御式は昔の盛大さをとり戻せない現状であるが、 氏子、 崇敬者によって敬神の念は維持されている。 |