青森県神社庁
神明宮
三八地区
013
photo
住所
八戸市廿六日町26‐1
御祭神
天照皇大神
恒例祭
  6月30日~7月1日   茅の輪祭
  8月 1日~8月 3日  八戸三社大祭
  10月16日         例祭
由緒
往古『九戸の乱』(天正十九年・1591年)のころ、九戸政実家臣三田彦四郎により三戸郡金濱村(現八戸市金浜)に遷座。次に新井田村今町・中居林村(ともに現八戸市)へ遷座されたが、勧請よりここに至るまで年暦は不詳。
寛文九年(1669年)に南部直政公の御信仰により長者山の北東隅へ社殿が造営遷座され、宝永六年(1709年) に豊受大神・八幡大神・春日大神を勧請合祀し現在地に遷座された。八戸藩の重要な祈願所の一つで、藩命により国家安全・五穀豊穣・雨乞・日和乞・漁乞等の祈祷を行っていた。例祭日は十月十六日であるが、六月三十日・七月一日の「茅の輪祭」では多くの参拝者で賑わう。また、明治二十年ころ(1887年ころ)より龗神社・長者山新羅神社の祭礼に加わり、三神社合同の神幸祭を斎行している。現在では二十七台の山車(附祭)や神楽などの民俗芸能とともに「八戸三社大祭」として八月一日より三日まで行なわれ(前夜祭七月三十一日・後夜祭八月四日)平成十六年には国重要無形民俗文化財に指定された。
御神木のイチョウは樹齢六百年以上で、当社の遷座以前にも何らかの堂祠があったものと思われる。交通量の多い市街地では珍しい大樹で、「シンメイさまのイチョウの木」と崇め親しまれ、憩いの場となっている。
地図