青森県神社庁
氣比神社
上十三地区
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住 所  上北郡おいらせ町字上久保51-1
御祭神  足仲彦尊
例 祭  7月第一土、日
由 緒  人皇八十二代後鳥羽天皇の御代源頼朝が奥州征伐の時、 陸奥国に広々とした馬の生産地が開けているのに注目。 政策の中心牧場経営のため、 加賀美次郎遠光の三男南部三郎光行を移住させ南部馬を生産、 地方民にも馬の生産奨励、 爾来馬の生産盛んなり。 地方民の無病息災延命長寿五穀豊穣大漁成就家畜安全等を願い、 後鳥羽天皇の御代建久二年甲斐国の加賀美次郎遠光をして、 越前国一之宮で北陸道総鎮守として名高い氣比神宮の御祭神足仲彦尊を賜りこの郷に勧請す。 安政二年氣比大明神を賜り、 明治五年神仏仕分けの際、 氣比神社と改称す。 
 古来、 地方民の崇敬篤き古社にて、 毎年神賑祭日は南部地方はもとより他地方より多くの参詣者あり。 
 明治四十二年五月一日神饌幣帛料供進の神社に指定される。 
 昭和二十一年宗教法人となり神社本庁に所属す。 
 昭和二十二年法律第五十三号に依り境内地が国有地であったのを昭和二十四年七月三十日付を以て神社有地に無償譲与される。